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教育コラム

塾で学んで欲しいのは勉強だけ?

furuyaman

マスラボが大切にしている“学びの力”

導入

勉強の目的は「テストで点を取ること」や「志望校に合格すること」だけでしょうか。
もちろんそれらも大切ですが、マスラボが子どもたちに本当に身につけてほしいのは、一生使える学ぶ力です。


1. 自分で学ぶ力

マスラボでは「自学自習」を大切にしています。
誰かにやらされる勉強ではなく、自分で計画し、試し、振り返る。
その習慣こそが、社会に出てからも役立つ最大の力です。

よく親や先生が計画を立ててくれる塾もありますが、その生徒たちが社会に出たときはどうでしょうか。

計画を立ててもらわないと動けない――そんな状態では本当の成長につながりません。

目の前の結果だけを追い求めてもだめで、勉強を通じて何を学ぶかが大切です。

結果は必ず出てきますし、合格者も決まります。
でも受験に失敗したからといって人生が終わりではありません。
勉強や受験を通じて、一生役立つ力を身につけることができたなら、それは大きな意味のあることだと考えます。


2. 考え抜く力

すぐに答えが出ない問題に向き合い続けること。
「難しいからやめる」のではなく「どうにか解きたい」と粘る経験は、受験本番でも人生でも大きな支えになります。

社会に出たら「答えのない問い」がほとんどです。
ある人には正解でも、別の人には不正解というケースもたくさんあります。

だからこそ、正解だけを追い求めるのではなく、人に寄り添って考える姿勢が大事。
その前段階として、自分で考え抜く経験が欠かせません。

答えを見て覚えて解答する――それだけが入試だと思っていると、新しい問題に出会ったときに手が動かなくなってしまいます。
知識を組み合わせて解ける喜びを、ぜひ体感してほしいのです。


3. 自己管理力

時間を守る、優先順位をつける、計画を修正する。
勉強を通じて自己管理ができるようになれば、自分の未来を自分の力で切り拓けるようになります。

自己管理は「克己心」とも言えるでしょう。
世の中にはたくさんの誘惑があります。
それに打ち勝ち、自分の成長と結果を目指して努力すること。逃げずに戦いぬくこと。これが大事です。

もちろん失敗はします。
「失敗しないで受験を終える」ことを目指すのではなく、失敗を繰り返し、その中で学んでいくことが大切です。


4. 謙虚さと感謝

勉強は決して一人だけの努力ではありません。
支えてくれる家族、指導してくれる先生、共に学ぶ仲間がいるからこそ続けられるのです。

だからこそ、挨拶・感謝・謙虚さを忘れずに学ぶことを大切にしています。

不思議なことに、受験に合格する生徒はみんな「謙虚」と「感謝」を持っています。

家では反抗的な態度をとるかもしれませんが、心の底では親や先生に感謝し、その支えを感じながら受験会場に向かっています。
気持ちが昂りすぎてもいけませんが、そうした謙虚で感謝のある気持ちは必ず力になるのです。


まとめ

マスラボが考える「勉強で得てほしい一番大切な力」とは、
**「自分で学び続ける力」と「人からも学べる謙虚さ」**です。

この2つがあれば、点数や合格を超えて、未来を切り拓く力になります。
マスラボは、そんな力を育てる塾でありたいと考えています。

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ABOUT ME
ふるやまん
ふるやまん
マスラボ代表
マスラボ代表。大阪府生まれ。九州大学大学院卒業(芸術工学)。数学検定1級(数理技能検定)、ビジネス数学検定1級取得。英語検定準1級。公益財団法人日本数学検定協会認定のプロA級ライセンスの数学コーチャー。算数・数学を通じて人々を幸せにすることを使命とし、高槻に塾を開く。また、ビジネス数学講師として企業向け講演やコラム寄稿などを行っている。
長女:国公立医大生 次女:大学受験生
個人インスタは犬と猫と食べ物多め
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