MENU

算数オリンピックとは?大会の特徴や参加するメリットを

furuyaman

算数オリンピックとは?大会の特徴や参加するメリットを徹底解説

「算数オリンピック」という大会をご存じでしょうか。

「名前は聞いたことがあるけれど、どんな大会なの?」

「算数が得意な子だけが参加する大会ではないの?」

「中学受験をしない子でも挑戦できるの?」

このような疑問を持っている保護者の方も多いのではないでしょうか。

算数オリンピックは、単に計算の速さや知識量を競う大会ではありません。

子どもたちが自分の頭で考え、試行錯誤しながら答えを導き出す「思考力」を競う全国規模の大会です。

近年では、中学受験を目指すご家庭だけでなく、「考える力を育てたい」「学校では味わえない学びを経験させたい」という理由で参加するご家庭も増えています。

一方で、「難しそう」「うちの子にはまだ早い」と感じてしまう方が多いのも事実です。

しかし、実際には算数オリンピックは、一部の特別な子どもだけの大会ではありません。

もちろん、高いレベルで競い合う子どもたちもいますが、それ以上に大切なのは、「最後まで考え続けること」「考えることを楽しむこと」です。

この記事では、算数オリンピックの概要から大会の種類、参加方法、出題される問題の特徴、参加するメリットまで、初めての方にも分かりやすく解説します。

さらに、実際に長年子どもたちを指導してきた立場から、「どのような子が成長していくのか」「家庭ではどのようにサポートすればよいのか」についてもお伝えしていきます。

この記事を読み終える頃には、「算数オリンピックとはどのような大会なのか」が分かるだけでなく、「うちの子にも挑戦させてみたい」と感じていただけるはずです。

算数オリンピックとは?

算数オリンピックは、小学生を対象とした思考力コンテストです。

学校のテストでは、「習ったことを正しく使えるか」が問われます。

一方、算数オリンピックでは、「初めて見る問題に対して、どのように考えるか」が問われます。

そのため、公式を暗記しているだけでは解けない問題が数多く出題されます。

例えば、

* 規則を見つける問題

* 図形を動かして考える問題

* 条件を整理して推理する問題

* 場合分けをしながら考える問題

* 発想の転換が必要な問題

など、一見するとパズルのような問題も少なくありません。

「これまで習った解き方では解けない。」

だからこそ、子どもたちは自分で図を書いたり、数字を書き出したり、何度も試したりしながら答えを探していきます。

実は、この「考える時間」こそが、算数オリンピックの一番大きな魅力です。

学校のテストでは、早く正確に解くことが求められます。

しかし、算数オリンピックでは、すぐに答えが見つからなくても構いません。

「こうかな?」

「いや、違うかもしれない。」

「じゃあ別の方法で考えてみよう。」

そんな試行錯誤を繰り返すこと自体に大きな価値があります。

そのため、算数オリンピックは「結果を競う大会」であると同時に、「考える力を育てる大会」でもあるのです。

算数オリンピックが生まれた理由

算数オリンピックが誕生した背景には、「子どもたちにもっと自由に考える楽しさを味わってほしい」という願いがあります。

学校教育では、限られた授業時間の中で多くの内容を学ばなければなりません。

そのため、どうしても「決められた解き方」を身につけることが中心になりがちです。

もちろん、それはとても大切なことです。

基礎がなければ、応用問題を解くことはできません。

しかし一方で、「自分なりに考える経験」が不足してしまうこともあります。

算数オリンピックでは、答えにたどり着くまでの過程を大切にしています。

図を描いてもいい。

表を書いてもいい。

実際に数字を並べて試してもいい。

遠回りをしても構いません。

大切なのは、「自分の力で考えること」です。

この経験は、算数だけではありません。

物事を順序立てて考える力や、失敗しても別の方法を試す粘り強さ、そして新しいアイデアを生み出す力へとつながっていきます。

だからこそ、算数オリンピックは多くの教育関係者からも高く評価されているのです。

算数オリンピックが大切にしていること

算数オリンピックの問題には、共通した考え方があります。

それは、「答えだけが大切なのではない」ということです。

難しい問題に出会ったとき、

「分からないからやめよう。」

ではなく、

「どうすれば解けるだろう。」

と考え続ける。

その姿勢こそが、子どもたちの大きな成長につながります。

実際、大会に挑戦した子どもたちからは、

「難しかったけど楽しかった。」

「来年はもっと解けるようになりたい。」

という声をよく聞きます。

順位やメダルももちろん大切です。

しかし、それ以上に価値があるのは、「考えることが好きになる」という経験ではないでしょうか。

この経験は、中学受験や高校受験だけでなく、その先の人生でもきっと役立つ力になるはずです。

マスラボでは2019年から本格的に算数オリンピックの指導を行っています。

ありがたいことに、これまで8年連続でメダリストを輩出することができました。

しかし、私が本当にうれしいのはメダルの数ではありません。

初めは「分からない」と言っていた子どもが、自分で図を描き、試行錯誤しながら問題に向き合うようになる姿です。

算数オリンピックは、考える力だけでなく、「考えることを楽しむ力」を育ててくれる大会だと、私は毎年実感しています。

メダルをとることも大変光栄なことですが、

それ以上に、難問に立ち向かう子どもたちを育てている実感が私にとっても喜びになっています。

もし、お子さまが「考えることが好き」「もっと難しい問題に挑戦してみたい」と感じているなら、ぜひ一度、算数オリンピックの世界に触れてみてください。きっと、学校の算数とは違った面白さに出会えるはずです。

次の記事では、算数オリンピックの種類についてお伝えします。

ABOUT ME
ふるやまん
ふるやまん
マスラボ代表
マスラボ代表。大阪府生まれ。九州大学大学院卒業(芸術工学)。数学検定1級(数理技能検定)、ビジネス数学検定1級取得。英語検定準1級。公益財団法人日本数学検定協会認定のプロA級ライセンスの数学コーチャー。算数・数学を通じて人々を幸せにすることを使命とし、高槻に塾を開く。また、ビジネス数学講師として企業向け講演やコラム寄稿などを行っている。
長女:国公立医大生 次女:国公立医大生
個人インスタは犬と猫と食べ物多め
記事URLをコピーしました