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論理力を鍛える キッズBEE過去問2019

furuyaman

キッズBEE過去問(2019)

1から9までの数字が1つずつ書かれたカードが1枚ずつあります。

今、先生がA, B, C, Dの4人に2枚ずつ渡し、先生の手には1枚残りました。

4人がそれぞれ自分のもらった2枚のカードの数字について下のように話しています。

A「たすと9です」

B「ちがいは6です」

C「かけると12です」

D「大きい数字を小さい数でわると3です」

先生の手に残ったカードの数字はいくつですか。

解説

条件整理

A「たすと9です」

B「ちがいは6です」

C「かけると12です」

D「大きい数字を小さい数でわると3です」

このセリフからそれぞれどのパターンがあるか考えてみましょう。

A (1,8)(2,7)(3,6)(4,5)

B(1,7)(2,8)(3,9)

C(2,6)(3,4)

D(1,3)(2,6)(3,9)

あとは被らないように2枚ずつとっていくだけです。

A(4,5)B(1,7)C(2,6)D(3,9)となるので残ったのは「8」ですね。

解説動画

解説動画です

とにかく手を動かして考える

正答率はすごく高いですが、ほとんどの生徒が手を動かして適当にはめていって答える生徒が多かったと思います。場合の数が少ないのでそれでも十分なんですね。むしろその方がうまくいったりします。大学受験のように、どうしてその答えになるのか。その答えしかないのかという論証はしなくてよいので、答えが出れば正解になります。まずは手を動かして考えることが何より大切です。

わからない!といって何もしないよりは、ん?どういうことや?と思ってとりあえず2枚ずつとってみてうまく行くかどうか調べても意外と答えが出るものです。ぜひご家庭でも、わからないと言われても「我慢」して考えることを促してあげてくださいね。

ABOUT ME
ふるやまん
ふるやまん
マスラボ代表
マスラボ代表。大阪府生まれ。九州大学大学院卒業(芸術工学)。数学検定1級(数理技能検定)、ビジネス数学検定1級取得。英語検定準1級。公益財団法人日本数学検定協会認定のプロA級ライセンスの数学コーチャー。算数・数学を通じて人々を幸せにすることを使命とし、高槻に塾を開く。また、ビジネス数学講師として企業向け講演やコラム寄稿などを行っている。
長女:国公立医大生 次女:高校生
個人インスタは犬と猫と食べ物多め
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