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MATH

算数・数学ができる生徒の特徴 3選

furuyaman

計算力がある

頭の中で計算する=工夫ができる生徒

計算力がある。という言葉を聞くと何でも暗算でできる生徒というイメージがあるかもしれませんが、実際、指導していて天才的な計算力の生徒は本当に一部しかいません。2桁×2桁が暗算でできるという生徒もほとんどいませんが、指導していてこの子は計算力があるなと思うのは÷2桁や÷1桁をほぼノーストレスでやれる生徒です。

128÷16

という計算をすぐに8とできるか、筆算でわざわざやるかで計算スピードに差が出てきます。

 128÷16はそれぞれ2でわって、64÷8=8とするだけです。そういう計算の工夫を知っているかどうか。知っていたとしてもきちんと使えるかどうか。それが難関中学に必要な計算力になります。

 もちろんしっかり筆算でやって受かる生徒もいますが、難関中学に進学する生徒のほとんどがこのような計算を無意識的にしていて、すぐに答えが出せます。

公文で先取りしたら計算力があるわけではない

 こういった工夫は公文ではしません。公文は計算方法の先取りはしますが、このような工夫はあまりしない生徒が多いです。

 受験に必要な計算力は、公文だけでは育ちません。ただ、公文をやっている生徒の中にも無意識的に計算の工夫を身につけていく生徒がいます。そういう生徒にとっては公文はすごい武器になります。

 どういう計算が受験に必要なのかをしっかりと理解する必要があります。

公文かそろばんか

 計算力をあげるために「そろばん」か「公文」かというテーマがあります。両方習う生徒もいますが、どちらもいいと思います。

 ふるやまんは小学生の頃にそろばんをしていて、その計算力が非常に役に立ったと思っています。人よりも計算力があると思うし、スピードもそこそこ速いです。

 YouTubeにまとめたので興味のある人はぜひ視聴してみてください。

公文とそろばんどっちがいい?

要約力がある

算数・数学ができる子の特徴として、「要約力」があることがあげられます。

今やっている問題が、前に学習したどの分野にあたるのかを自分で位置付ける力です。これを「帰着する力」といいます。

要するに

ということは

この言葉を使う生徒は間違いなく、数学や算数ができます。僕も授業でよくこのセリフを使って、子供達に聞かせるようにしています。

先生が教えるのではなく、自分で

要するにこういうことだよな。と普段から考えられる生徒です。

真面目(サボらない)

どれだけ才能があっても、計算力があっても、サボっているといずれは学力が落ちてきます。

やはり、最後は真面目にやる生徒です

間違った問題をそのままにしない

納得いくまで質問をする

そういうことがきちんとできる生徒が伸びていきます

医学部や難関中学に行く生徒を何人も指導してきましたが、先生の説明を聞いて納得することもあれば、こういう条件だったらどうなりますか?とかこういう風に僕は解こうと思ったんです。とかそういう質問をしてくれると、きちんと最後まで自分で考えているなと思います

まとめ

  • 計算力がある生徒(工夫ができる生徒)
  • 要約力がある生徒
  • 真面目な生徒

こんな能力の持つ生徒がよくできる生徒ですが、これは生まれ持った才能ではなく、勉強によって育てることができます。マスラボではこういう能力を育てようと指導しています。ご家庭でも意識してやってみてくださいね。

ABOUT ME
ふるやまん
ふるやまん
マスラボ代表
マスラボ代表。大阪府生まれ。九州大学大学院卒業(芸術工学)。数学検定1級(数理技能検定)、ビジネス数学検定1級取得。英語検定準1級。公益財団法人日本数学検定協会認定のプロA級ライセンスの数学コーチャー。算数・数学を通じて人々を幸せにすることを使命とし、高槻に塾を開く。また、ビジネス数学講師として企業向け講演やコラム寄稿などを行っている。
長女:国公立医大生 次女:高校生
個人インスタは犬と猫と食べ物多め
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